平坂 知子さん
(平坂製薬株式会社 )

ひらさか ともこ

ジャンル 働く・キャリアアップ

職種 経営広報

活動のエリア 長崎市

プロフィール

長崎市出身。徳島大学薬学部を卒業後、薬剤師として入社。オンラインショップと直営ショップを運営する傍ら、SNSやHPなどでの広報も担う。
                       (令和3年10月1日現在)   

ライフヒストリー

3歳 :大きくなったらくすりやさんになると宣言
24歳 :薬剤師として平坂製薬株式会社に入社
25歳 :オンラインショップオープン
26歳 :結婚
27歳 :医薬品店舗販売業を取得し直営ショップオープン

Q. 現在のお仕事(活動)の内容、始めたきっかけなどを教えてください。

 以前は住居兼会社だったため、物心がついたころから会社が身近な存在でした。ランドセルを背負って「ただいまー!」と会社に帰ると、当時の従業員皆さんが「おかえりー!」と言って下さるようなアットホームな雰囲気でした。両親がやりがいを持って楽しそうに働いている姿を見ていたので、自然と“後を継ぎたい”と思うようになりました。小学生のころにはスポーツ選手やトレーナーさんを夢見た時期もありましたが、なんだかんだで大学を卒業し、薬剤師として平坂製薬に入社しました。
 入社後は薬剤師としての店舗管理業務と会社の広報活動を行っています。店舗管理業務として、今年の1月に念願だった医薬品店舗販売業を取得し、直営ショップをオープンしました。医薬品は許可を受けたお店でしか消費者への販売が認められていません。これは製造業者にも当てはまります。つまり、ヘデクパウダーを製造して薬局へ販売している弊社であっても、医薬品店舗販売業の許可がないと直接消費者への販売ができないのです。この許可を取得するためには様々な準備が必要で、多くの方々に助けていただきました。直営ショップオープンを機に、医薬品のネット販売を開始することもできました。これによりこれまでは弊社製品を知らなかった方々へも製品をお届けできるようになりました。お顔が見えないネット販売であるからこそ難しい面もあるのですが、想いや製品の良さが伝わった時の喜びもまた格別です。薬剤師としての専門知識を生かしつつ、しかるべき人へ製品を届けられるように工夫していきたいと思います。
 会社の広報活動としては、ホームページの運用、チラシ作り、SNSによる情報発信等を担っています。ホームページ運用やチラシ作りにおいては、自分本位の発信ではなく、客観的な視点を大切にしています。自分にとっては当たり前のことでも、他の人にとっては初めてかもしれない。言葉の表現や文字の大きさ等、目にしてくれる方を想像しながら作成するようにしています。SNSでの発信については、“自分自身も楽しむこと”を大切にしています。会社の公式アカウントではありますが、長崎に関連するちょっとした呟きや個人的な日常も発信しています。また、義務化すると楽しめなくなるため、他の仕事が忙しい時は放置することもしばしばありますが、それはそれでよしとしています。単なる会社の宣伝ではなく、親近感を持ってもらえるような発信を楽しんでいきたいです。

Q. プライベート(休日)の過ごし方は?

 仕事が休みの日は、ドライブ、カフェ巡り、ゴルフ、買い物等を楽しんでいます。
長崎は週末にドライブを楽しめる魅力的な場所がたくさんあります。陶器の町・波佐見町、自然豊かな島原半島、温泉の町・雲仙小浜、佐世保グルメなどなど。高校までは部活で忙しくしており、大学時代は県外で過ごしたため、まだまだ知らない長崎の魅力をこれからも堪能していきたいです。
 夫の影響で始めたゴルフも今では楽しめるようになりました。
長崎のゴルフ場はたいてい海が見える場所にあり、きれいな景色に心が浄化されるような気がします。

Q. 座右の銘(好きな言葉)は?
理由などあれば合わせて教えてください。

「人生は楽しむためにある」
どうせやるなら楽しみたい。楽しんでいたら自然と続く。続けていると何かが生まれる。
楽しむための努力は惜しみません!

Q. これからしたいこと(今後の目標)は?

 高校卒業後は、“どこに進学する・どこに就職する”ではなく、“自分がどうあるか”が重要になってくると思います。希望の大学に行けなかった、希望の就職ができなかったと嘆く必要は決してありません。行ってみたら新たな出会いがあったり、新たな自分に出会えたりします。どこにいようと誰とでもコミュニケーションが取れますし、SNSを使って世界へ発信することもできます。
 そんな現代だからこそ“自分がどうあるか”を私自身も大切にしていきたいと思っています。