坂口 夏美さん
(社会福祉法人 瑞鳳会)

さかぐち なつみさん /

ジャンル 働く・キャリアアップ専門職・研究職

活動のエリア 大村市

プロフィール

看護師から介護の仕事へ。難病×障害×乳がんの私でも〖できる事〗を日々模索中。休みの傍ら、全国膠原病友の会長崎支部の活動にも参加しています。 (令和3年10月4日)

ライフヒストリー

20歳:准看護師として病院で勤務しながら、正看護師の学校へ
23歳:正看護師となる
24歳:難病を発症し車いすで生活するようになる
25歳:車いすバドミントンを始め色々な県での試合に参加。病院や看護学校からの依頼で講演活動開始
27歳:病院で外来看護師として勤務
32歳:ベイサイド大村で介護支援専門員としてご入居者と関わる
40歳:施設長となる
42歳:乳がん発症。全摘を受け服薬治療をしながら、好きな仕事を楽しんでいる

Q. 現在のお仕事(活動)の内容、始めたきっかけなどを教えてください。

 高齢者施設(ケアハウス)で、施設長として勤務しています。私の夢は小さい頃から、全く変わることなく看護師になることでした。人と関わることが好きでしたし、看護師をしていた叔母がとてもかっこよく、白衣にも憧れもあったからです。
その夢を叶えたのに、難病を患い入院し車椅子生活を余儀なくされました。しかし、女医さんとの出逢いで介護に関わる仕事を始めるきっかけとなり、またそのご縁から現在の法人で働くことになりました。ちょうど10年になります。マネジメント業務をはじめ、スタッフ・入居者様・ご家族様などの相談業務、入居や退去に関することなどをおこなっています。施設長として3年ほどになりますが、女性管理者ならではの視点や気配り等を忘れないように日々奮闘しているところです。

Q. お仕事(活動)と家庭の両立で工夫していることは?

 現在、仕事は治療中ということもあり時間を考慮してもらい勤務しているところです。上司・一緒に働く同僚の理解と協力に感謝しています。家事なども、体調に合わせて家族に協力してもらうことにしています。「無理しない、頑張りすぎない」と自分に言い聞かせ、楽しむことを優先しています。

Q. プライベート(休日)の過ごし方は?

 自分の時間を大切に過ごしています。コロナ禍で今は控えていますが、友人たちと食事に行ったり楽しむことも好きですが、例えば映画や買い物は基本1人が好きです。また、知りたい学びたいと思うと、自分が成長できる学びの場所へは積極的に足を運ぶようにしています。女性として・人として〖こんな人になりたい〗〖この人から学びたい〗と思うと、積極的に連絡をして会いに行きます。自分が知らないことに気づかせてもらえる人との出逢いも大切に過ごしています。
そんな私も、家でゆっくり体を休めてラジオを聞いたり、本を読むことも大好きです。自宅近くに図書館があるのでフラッと行くこともありますが、基本購入しています。自己啓発本も好きなので、好きな言葉などの部分には付箋をつけてまた読み返すこともあります。出かける時には、ミラーレス一眼を持っていき写真撮ることも大好きですし、歌を歌うことも好きでマイマイク(カラオケ)を持っていることは同僚達に笑われました。

Q. 座右の銘(好きな言葉)は?
理由などあれば合わせて教えてください。

【「どうせ無理」を「だったらこうしてみたら?」】
この好きな言葉は、北海道で電磁石の研修開発を行う(株)植松電器の代表・植松努さんの言葉。本を読んで、自分の人生はこの言葉のように過ごして今があるような気がします。病気で車椅子で生活するようになりゼロからのスタートでしたが、「どうせ無理」と諦めず、なにか行動を起したり言葉で発信していました。起き上がることすらできなかった自分が、一つひとつ小さな目標を立てて成功体験や達成感を繰り返して、今に結びついてると思っています。自分の人生だけではなくて、仕事面にもこの言葉は活かせると思います。困ったことが発生したり、苦難に立たされた時にきっと役立ちます。私も強い人間ではないので、植松さんの本に寄り添ってもらい心に処方箋を頂いています。

Q. これからしたいこと(今後の目標)は?

 私は、仕事はずっと続けたいと思っているので、体調管理をしっかりおこない、楽しく働きたいです。だからこそ、職場も働きやすい‼ずっと働きたいと思ってもらえるように職場環境を整えていきたいです。また、プライベートでは、自分自身が経験したことを伝えていく役割が私にはあると思うので、障害や乳がんに関して知っていただく活動もやっていきたいです。

Q. 後輩女性へのメッセージをお願いします!

 女性はライフステージの変化とともに体の変化もつきもの。その時々の場面で、身近に体験した先輩女性がいると思うので、絶対大丈夫だと思います。