古瀬 小百合さん
(長崎新聞社)

こせ さゆり

ジャンル 働く・キャリアアップ

職種 新聞記者・出版関係

活動のエリア 佐世保市

プロフィール

2016年入社。事件事故や災害、平和などの取材経験を積んだ後、佐世保支社で警察と軍事担当。(令和3年10月4日現在)

ライフヒストリー

23歳:長崎新聞社入社。報道部に配属され、警察担当
25歳:本社市政担当。長崎市出身のノーベル文学賞作家カズオ・イシグロ氏を取材。
   イスラエル政府親善事業「ヤング・リーダーシップ・プログラム」に参加
27歳:佐世保支社に異動。軍事担当。プライベートでコスタリカに一人旅
29歳:佐世保支社警察担当

Q. 現在のお仕事(活動)の内容、始めたきっかけなどを教えてください。

【きっかけ】
 就職活動中に長崎に帰省することになり、偶然、長崎新聞のインターンシップに参加しました。その際、平和祈念式典で長崎市長が読み上げる平和宣言文の起草委員会の会合を見学。このような平和に関するトピックは「長崎ならでは」だと感じましたし、この長崎の情報を市民だけではなく、国内外に発信しなければならない「使命感」を報道機関に感じました。
 また、自分が疑問に思ったことを調べ、インタビューをする仕事内容に興味が湧いたので、新聞記者を目指しました。
【仕事内容】
 世の中で起こっているあらゆる情報をキャッチし、取材して記事にし、読者にニュースを届けます。また、まだ世に出ていない埋もれている事実を掘り起こすことも仕事です。これまで、事件事故や平和などのテーマの取材を精力的に行ってきました。特に、佐世保空襲の取材をした時に、実は親戚6人が亡くなっていた事実を知り、さらに生き残った1人に話を聞いたときが印象に残っています。
 今は、佐世保市内の4つの警察署管内で発生する事件事故や、火災や災害の取材をするほか、孤独死やDV、まちづくりなど関心がある分野も取材をしています。

Q. お仕事(活動)と家庭の両立で工夫していることは?

 急な呼び出しなどもあるので、休めるときは、休むようにしています。ただ、職業病かもしれませんが、プライベートでも面白い話題があれば取材してしまいます。夏休みでタイとコスタリカ、スリランカに行きましたが、どの国でも現地の人に話を聞き、子ども新聞「メクル」に掲載したことも…。

Q. プライベート(休日)の過ごし方は?

 最近、演劇にはまっています!アルカスSASEBOの演劇サークルと、即興で演じるインプロ佐世保に所属しているので、台詞を覚えたり、稽古に没頭したりしています。あとは、空き家改修などに興味があるので、まちづくり関係のイベントに参加しています。

Q. 座右の銘(好きな言葉)は?
理由などあれば合わせて教えてください。

「スケール大きく生きろ」
大学時代にお世話になった人に、活を入れられたひと言です。辛いときは周りが見えなくなり縮こまってしまいがちですが、この言葉を思い出し、もっと視野を広げて物事を捉えようと自分を奮い立たせています。

Q. これからしたいこと(今後の目標)は?

 ずっと、書き続ける人でいたいです。将来は、空き家を改修して、泊まれる情報発信拠点をつくりたいと思っています。

Q. 後輩女性へのメッセージをお願いします!

 私はまだ成長中で、勉強したいこと、実現させたいことはたくさんあります。毎日必死で、叶えたい夢なんて知らず知らずのうちに埋もれてしまうこともありますが、時々立ち止まって初心を思い出し、前進していけたらと思ってます。
 よりよい社会になる方法を一緒に考える仲間を増やしたいです。