荒木 智佳子さん
(PACORAL 代表)
あらき ちかこPACORAL 代表
ジャンル 起業・経営
職種 経営デザイナー
活動のエリア 長崎市
プロフィール

“こだわっているのは長崎の宝を発信すること”
2013年からアクセサリーブランド「PACORAL」やお土産商品の開発、販売を行っています。
こだわっているのは、長崎の宝ものを発信して一人でも多くの方に喜んでいただけるものを創ること。
個人旅行で行った対馬で出会った真珠の美しさに魅せられました。
「PACORAL」では長崎の真珠や珊瑚を使ったアクセサリーを製作しており、毎日身に着けられるけど今までになかったデザインや個性を追求し、長崎の真珠や珊瑚の魅力を引き立てることを心がけています。
その他のお土産商品真珠のお守りチャーム「福来椿(ふくらつばき)」や「軍艦島foreverコールストン」手編みのロザリオチャーム「祈り」も長崎県産の素材はもちろん、長崎の歴史やストーリー、伝統技術などを取り込んだものづくりは、お客様にも喜んでいただいています。今後ももっと喜んでいただけるよう日々製作を頑張っていきます。

“在宅ワークを広げたかったことも起業の動機”
長崎の魅力を自ら作った商品で発信したいという思いは以前からありました。子どもが幼い時にシングルマザーになり、子育てと両立するため自宅でグラフィックデザイナーとして仕事を行いました。
自宅が職場というのは、とてもフレキシブルに働けるので、子どもとの時間を大切にしながらから生活できてとてもよかったと思います。娘の大学進学を機に、「PACORAL」を立ち上げました。
起業を機に、自分のように在宅で子育てや介護をしながらも、したい仕事をして働く場を広げたいという思いも少しずつ実現し、現在5人のスタッフが在宅で働いています。
(更新 平成30年3月)
ライフヒストリー
23歳 単身オーストラリアへ
25歳 地元タウン誌で勤務
31歳 出産
42歳 フリーグラフィックデザイナーとして独立
51歳 ナガサキ・マジェンタ100を起業
Q. 現在のお仕事(活動)の内容、始めたきっかけなどを教えてください。
そして、それが長崎を発信できる仕事であればいいなと考えていました。
対馬の真珠を見て、そんな思いが形にできるのではないかとワクワクしました。
真珠は連珠が多いので、ひと粒をカジュアルに楽しむブランドを喜んでいただけないかと思いました。
Q. お仕事(活動)と家庭の両立で工夫していることは?
スタッフは家事もほんとに頑張っていますが、荒木は手抜き、なりゆきまかせが多いので反省しています。
帰りが遅かったり、出張で何もできなかったりが多い中ではありますが、なるべく家族とご飯を一緒に食べる。たくさん会話することです。
母も娘も協力体制で応援してくれていることに感謝です。
家族の協力なしには仕事はできません。
Q. プライベート(休日)の過ごし方は?
他は、本屋さんに行ったり、経営のセミナーに参加したり、イベントに参加したりの勉強です。
Q. 座右の銘(好きな言葉)は?
理由などあれば合わせて教えてください。
福山雅治さんの言葉です。
私には一番腑に落ちる感じがします。
真珠が好きでそれに携わる仕事が好き。
誰よりも好きになるには、誰にも負けない努力が必要になります。
その努力をしていけば、お客様に喜んでいただけるようなものを作れるようになるのではないかと信じています。
Q. これからしたいこと(今後の目標)は?
オーダーメイドやリフォームにもっともっと応えられるよう技術を磨いていきたいと思います。
また、多くの人に知っていただくよう努力していきたいと思います。
そして、他県の方が、パコラルがあるからと長崎に来ていただけるようになるのが、夢です。
Q. 後輩女性へのメッセージをお願いします!
単純に、「誰よりも好きになってみせる」という気持ちでやればいいのかなと実感した次第です。
私は行動が先走るので、もうやりたい思ったときには動いていました。
経営の勉強やブランディングなど立ち上げる前に勉強していたらもっとスムーズだったと思います。