久田 昭子さん
(大島SOY-ne 代表)

ひさだ あきこさん /大島SOY-ne 代表

ジャンル 農林水産・食品

活動のエリア 西海市

プロフィール

麦みそ作り

 西海市大島町で昔ながらの「もろぶた」を使って、仲間たち6人で麦みそを作っています。
 15年ほど前に味噌グループのお母さんたちから体力的にきつくなったので仕込みを手伝って欲しいと誘われました。
 お母さん達も70代になって後継者候補を探していたようで、それぞれのお嫁さんたちにも声を掛けていました。


味噌玉

味噌作りなんて初めてだし、色々おもしろそうだと軽い気持ちで参加していくうちに、若い人たちで加工場を引き継いで欲しいと言われ私が代表になりました。
 グループならではの意見の食い違いはあるものの、本物の日本の味を伝えていくという共通の喜びが私たちの活動力になっています。

みんなで一息

 加工場を引き継いだ頃から時を重ねた分、いいことばかりではなくいろいろなことがありました。
 そんな12年間を頑張ってきた中で、交流や自分たちへの評価が見えた時がとても嬉しいです。
 先代のお母さんたちに今でも相談したり、助言を仰ぎながら安全で美味しいふるさとの味と、日本の食文化を守っています。

(更新 平成30年2月)

ライフヒストリー

29歳 愛媛県で『商品装飾展示技能士(デコレーター)』の資格を取得しフリーで活動
36歳 大島町農業振興公社の第一期研修生として夫とIターン移住
44歳 味噌加工グループ「生活改善グループ」を引き継ぐ
52歳 大島「SOY-ne」として食育と地域コミュニティ活動を始める

Q. お仕事(活動)と家庭の両立で工夫していることは?

12年の時間はメンバーたちの状況にも変化を起こします。
小さかった子供も大きくなりメンバーも忙しくなります。
また親の介護も始まり時間が取れなくもなって来ました。
私達の味噌は梅雨明けから3ヶ月で1年分の仕込みをします。
夏のきびしい暑さの中で、朝早くから麦を蒸し、大豆を煮、腰を曲げての作業は辛いです。
帰宅しても妻、母、嫁、と女性の役割は待ってはくれません。
そこで、活動を続ける為にも【無理をしない】ことにしました。
全員集合でなくても時間、仕込み量で調整し負担を軽減しました。

Q. 座右の銘(好きな言葉)は?
理由などあれば合わせて教えてください。

「一期一会」

たった一回の出会いで人生が変わるかもしれません。
これからも二度とないこの機会を大切に味噌作りに向き合いたいです。

Q. これからしたいこと(今後の目標)は?

去年から、昔ながらの味噌だけでなく、新しい食生活の提案もしています。
西海市で育った有色大豆で減塩味噌を仕込んでみました。
今までSOY-neの味噌を愛してくださったお客様の高齢化と、健康に気遣う世代に向けてです。
それと若い世代や忙しい一人暮らしの方にも味噌汁を手軽に飲める【味噌玉】を紹介しています。
試作段階では、なかなかいい評価で、早く商品開発したいのですが、資金面で苦労しているところです。
これからの若い世代の方のほうが情報を得るのも、発信するのも上手でわたしたちが感心して教えてもらうことの方が多いです。
お味噌との新しいコラボ企画などあればどんどん挑戦したいです。