川原 孝子さん
(諫早もりあげガールズ)

かわはら たかこさん /諫早もりあげガールズ

ジャンル 地域づくり・観光専門職・研究職

活動のエリア 諫早市

プロフィール

川原孝子さん

【県職員から商用カメラマンへ】
 私はフリーランスのカメラマン・・・MILKという名前で活動しています。
 ブライダル専門誌の記事広告カメラマンを3年間務めたのち、久山台に「STUDIO MILK」を構え、地元業者のHP・パンフレット撮影や成人式・結婚式撮影・・・そして全国展開の雑誌の表紙撮影や取材撮影等も手掛けています。JTBの旅行ガイドブック「マニマニ長崎」は20代~30代女性向けの冊子なのですが、その撮りおろし画像は私のショットです。
 そんな私ですが前職は長崎県庁職員なんです。私の経歴の中で一番驚かれるのが先ず、この事だと思います。最も安定している仕事から翌月の受注も解らないような仕事へ・・・(笑)不安、焦り、後悔等は当然の如くありましたが、今ではこの仕事を選んで本当に良かったと思っています。

みんなで

【カメラマンの仕事の魅力】
 この仕事の魅力は何と言ってもやはり、多種多様な職場を「撮影担当者」として経験できる事です。商品撮影の場合は先ずその背景から勉強し、生産者の想いを感じなければ「伝わる写真」は撮れません。沢山の方々のお仕事に対する熱い志を感じ取り、心ひとつにして良い宣材写真が撮れた時や、クライアントさんそして、その商品を求める方々のお役にたてた時の喜びは、何にも代えがたいものです。
 スタジオでは個人のお客様の撮影を行っていますが、「STUDIO MILK」はフレンチシャビーな白い部屋、16種類のパネルの部屋、3種類のロールスクリーンの部屋を備えています。お客様がその雰囲気に驚き、撮影自体を楽しんでいただいた時、そして仕上がった写真を喜んでいただけた時もまた、同様な喜びを感じます。

【諫早もりあげガールズの一員として(諫早市ビタミンプロジェクト事業)】
 元々、地域活性化に興味のあった私にとって、このプロジェクトへの参加はとても意義深く、現在では私の活動の根幹のようなものになっています。メンバーは異業種の女性達で構成され、それぞれの分野の第一線で活躍されている方々ばかり!出身地が長崎の私には諫早のコアな部分は知らない事も多く、またよく知らないからこその切り口で、地元の方々には当たり前に見える事にも新鮮さを感じ、それを画像として発信していくお手伝いをしています。
 メンバーとの話し合いはいつも触発される事でいっぱいです。違った視線、違った個性達が生み出す新たな「女性パワー」で、地域を更に「もりあげ」ていきたいです。

茶友さんのパンフレット

【お茶の撮影・・・そして海外へ】
 私は「そのぎ茶」の生産者「茶友」さんの販促写真撮影も担当しています。茶友さんは、農林水産大臣賞、天皇杯、日本茶アワードの日本茶大賞等も受賞され、JR九州ななつ星クルーズにも茶葉を提供されている素晴らしい生産者さんです。
 その茶友さんは「日本茶ドイツプロジェクト」を基盤に、ミュンヘンを起点として日本茶の魅力発信を開始されていますが、そのプロジェクトリーダーは、東京とドイツを行き来する日本人女性なんです。
 私はこの撮影のご依頼をいただいた時、日本茶の魅力を海外に広めていった大浦お慶と彼女の想いを重ね合わせざるを得ず、感銘を受けてこのプロジェクトに賛同し活動を共にしています。
 メンバーはデザイナーもエディターも皆東京の女性達で構成されています。ドイツの催事場の展示販売ブースが、自分の撮った写真で出来上がった様子を見た時には感動しました。男性とはひとあじ違った細やかな「女性目線」で、お慶の愛した釜炒り製法の流れを汲む蒸し製玉緑茶「そのぎ茶」を海外発信するお手伝いを、今後もさせていただければ・・・と思っています。

(更新 平成30年1月)

ライフヒストリー

27歳 長崎県庁退庁
44歳 商業カメラマンデビュー
47歳 STUDIO MILK 設立
49歳 諫早もりあげガールズ 参加

Q. プライベート(休日)の過ごし方は?

カフェ巡りが大好きです。以前より「MILKのPlus One」という、長崎のカフェ+景勝地(雑貨屋さん等)を紹介するブログを持ってて、これで私の名前を憶えててくださる方も多いのですが、カフェ巡りでは、行ったお店の内装やインテリアを見て、自分のスタジオの雰囲気作りに活かしています。
ブログの読者の方から「新しくて良さげなカフェ、知りませんか?」と問い合わせをいただく事もありますので、即答できるよう一応アンテナは常に張っています。

Q. 座右の銘(好きな言葉)は?
理由などあれば合わせて教えてください。

「継続する」こと

これはカメラマンになった当初、お世話になっているカフェのオーナーさんからいただいた教えの言葉です。この言葉のおかげで、私もなんとかこの仕事を軌道に乗せていけたのだと思います。
「継続は力なり」とはまたちょっと違うんです・・・「継続は力なり」は「自分の実績を培うための」言葉ですよね・・・「継続する」ことは「お客様のため」に遂行する意味も持つ言葉です。「仕事は誰のためにするの?自分のためではないよ、お客様のためにするもの」というオーナーの言葉もまた、私の活動を支え続けています。

Q. これからしたいこと(今後の目標)は?

終活写真の撮影。成人式の写真と同じくらい、遺影の撮影って重要なものだと思うんです。最後のお別れの写真は、自分の一番のお気に入り写真で飾りたい・・・「遺影撮影」のタブーな雰囲気を払拭し、早いうちから自分へのご褒美のように撮影を楽しみ、いざという時には困らないような・・・そんな環境を作っていけたらと思います。