岩本 千恵子さん
(ながさき笑いヨガ)
いわもと ちえこながさき笑いヨガ倶楽部 代表
ジャンル 子育て・福祉教育・文化・芸術
職種 接客・サービス業経営技術職
活動のエリア 長崎市
プロフィール

″笑顔によるコミュニケーション″
52歳で資生堂販売株式会社長崎営業所を退職しました。女性はビューティコンサルタントとして現場で美容指導をする仕事でした。ところが、男女雇用機会均等法が施行され、男性の仕事である営業の分野に女性が参入することとなりました。会社の組織に変化が生じました。第一期生の営業担当として任命されたとき、一番に勧めてくれたのは夫でした。
しかし、取引先の方に受け入れられるまでには、並大抵の苦労ではありませんでした。自ら経済情報を学び、計画書作成の取り組み、わかりやすく見やすいプレゼンテーションなどの工夫もしました。
そういう中でも特に現場での経験が男性より分かりやすいと、徐々に信用を頂くことができました。同様に、自分の経験を活かし、後輩の育成とコミュニケーションに繋げることができました。

人と関わる仕事や人材育成に携わる中、現代人のストレスマネジメントの必要性を強く感じ、退職後心理学を学びました。そして、笑いヨガ考案者 マダン・カタリア医師の言葉「あなたが笑うとあなたが変わる あなたが変わるとあなたの周りの世界も変わる」に出会いました。
笑いヨガは、1995年インド人医師マダン・カタリアが病の予防のために作った笑いエクササイズです。笑いとヨガの呼吸法(腹式呼吸)を組み合わせた新しい健康体操です。笑うことで多くの酸素を自然に有効に取り入れることができるので、心身ともにすっきりし元気になることができます。子どもからお年寄り、障がいがある方などすべての方がいつでもどこでも簡単に、子どもに返って無邪気な心で楽しむことができます。
″楽しいから笑う のではなく 笑うから 楽しい のです”

現在は、″笑顔によるコミュニケーション″をテーマに掲げ、笑いヨガの講座(自治会、老人会、高齢者教室、地域交流会、婦人会、子育て支援、保育園、小中学校、学童、障がい者施設、看護、介護、企業、教育の場など)、看護・介護現場職員のケア指導、笑いヨガのリーダー養成、育成を県下全域で行っています。研修では、「形」だけでなく、″笑顔″によるコミュニケーション能力が身につくことを目指しています。″笑顔″は自分自身も相手も元気にする力があります。
笑いを運動のひとつとしてとらえ、毎日同じ時刻に一定量笑うことを続ければ、体調や気分はみるみる良くなります。笑いの効果を自分の心身で実践し、ストレスが減ってくれば、コミュニケーションも変化し、笑いの環境づくりにも積極的になれるのではないでしょうか。笑いのある日常をめざすためには、先ずは自分が意識的に笑って、毎日を楽しむことから始めましょう。
(更新 平成30年1月)
ライフヒストリー
57歳 ホリスティック心理学 タッピング・タッチ インストラクター資格取得
59歳 laughter Yoga lnternational 認定ティーチャー 資格取得
「ながさき笑いヨガ」倶楽部設立
「笑いヨガ」リーダー養成講座 長崎開講
61歳 認知症予防 脳活性化リハビリゲーム インストラクター取得
62歳 「笑顔コーチング」講師
NPO法人地域健康づくり支援会ワンツースリー
(高齢者の健康と歩行機能の改善)「ふまねっと」インストラクター取得
Q. お仕事(活動)と家庭の両立で工夫していることは?
Q. 座右の銘(好きな言葉)は?
理由などあれば合わせて教えてください。
笑いは自分自身を元気に、まわりの人を幸せな気持ちにします。
笑おうよ 笑顔は 笑顔をつれてくるよ!
Q. これからしたいこと(今後の目標)は?
今後、こういう方々が一緒に手をつなぎ同時開催できることを願っています。
また、笑いたくても笑えない社会現状があります。ストレスによる病も増えています。ストレス解消として、企業を含め行政職員のメンタルケアとして役立つことができればと思っています。
Q. 後輩女性へのメッセージをお願いします!
スキルを身につけ、学び、人とつながりを持てば認められる。